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部門案内

作業療法科

作業療法とは

定義

「身体または精神に障害のある者、またそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行うことをいう。」(平成2年6月 日本作業療法協会)

 作業療法における「作業」とは仕事、日常生活の諸動作・家事仕事、遊びという、人の生活全般にわたる広範な意味があり、その作業に含まれる多くの諸動作を使って治療するのが作業療法なのです。いうなれば諸活動を用いた療法「活動療法」が作業療法の核ともいえます。

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目的

  1. 身体機能面への働きかけ作業活動を通じて、実際の生活に必要な筋力、関節の動き、感覚機能などの維持・改善をはかるとともにスムーズな動きや耐久性の獲得などを行います。
  2. 高次脳機能面への働きかけ生活に必要な時間・物の扱い方・周囲の状況の認識、物事の記憶、計算、動作の順序や方法を決定し遂行していく、などの能力を評価し、治療・訓練します。
  3. 心理面への働きかけ長期入院や障害により、失われやすい精神活動や生活に対する意欲の維持・改善をはかると共に、不安を和らげたり、自信づけを行ったりします。
  4. 日常生活面への働きかけ食事、更衣、排泄などの身辺動作や家事動作につて、その動作ができない原因を評価し・その人にあった適切なやり方・介護の方法を訓練・指導します。
  5. 職場復帰への働きかけ職場復帰にむけて、身体機能、作業能力、一般能力(学習能力、注意力、問題解決能力など)、移動、コミュニケーション能力などを評価し、訓練を行います。

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治療・訓練内容

  • 機能訓練
    手や足の麻庫、筋力低下、持久力の低下などに対して様々な作業活動や動作訓練を行い、改善を目指します。

  • 訓練室

    木工室

    庭園での園芸

  • 日常生活動作訓練
    身の回りで行う食事、トイレ、着替え、お風呂など安全な動作の獲得を目指します。また、自宅で行う炊事・洗濯・掃除などの家事全般も日常生活関連動作として訓練を行っています。福祉用具などは、個人差もある為、1人1人に合った福祉用具を選定できるよう、業者と連携しながら道具の選定を行っていきます。

  • 入浴シュミレーター

    調理練習

    福祉用具検討会

  • 高次脳機能訓練
    記憶や行動に様々な影響の出る高次脳機能障害に対して評価と 訓練を行います。症状にあった課題を選定し症状の緩和や改善を目指します。また、外部講師を招待し、職員全員が参加できる、高次脳機能の勉強会を定期的に開催しています。

  • 自助具の考案・作製
    残された機能だけではどうしても行えない動作がある場合、その動作が可能になるための道具(自助具)の選定、または作成を行います。
    写真のような手の力を補う為の道具を使用して食事を取れるように練習や調整を行います。
    また、スプーンやお箸、お皿などの選定や調整も同時に行っていきます。

  • 電気刺激療法の活用
    「脳卒中」「脊髄損傷」などによる上肢、手指の筋力低下や麻痺に対して電気刺激利用し機能の維持や回復を目指します。
    当院では、2種類の電気刺激療法を用い必要性に応じて使い分けています。また、電気刺激療法は適応、不適応があるため主治医の許可の下、セラピストが評価し提供します。

  • 入院時訪問/退院前訪問指導
    ご自宅に退院される予定の患者様宅に入院早期より担当セラピストが自宅に伺い自宅環境の調査を行います。また、退院される前にもう一度自宅に伺い生活に必要な動作の確認や手すりの設置などの環境調整を行います。

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学術関係

  • 院内研修:院内勉強会/月1~2回 
         科内勉強会/月2~3回
         高槻病院との合同勉強会/年4回
         大阪府作業療法士協会 三島ブロック研修会/年4回
         福祉用具勉強会/月1回
         高次脳機能障害勉強会/年5回
         新人卒後研修/月1回

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