地域医療への取り組み|社会医療法人 愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院

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地域医療への取り組み

三島圏域地域リハビリテーション地域支援センター

高齢者・障害者の方の自立支援の方策として「地域リハビリテーション推進事業」が平成12年4月よりスタートしました。これは身近な地域の中で、急性期、回復期の医学的リハビリテーション、在宅における生活期リハビリテーションが適切な時期に継続的に受けられる体制を整備することが目的となっています。
大阪府では「大阪府地域リハビリテーション推進事業」を策定し、二次医療圏ごとに1ヵ所、地域リハビリテーションを推進するための基幹病院(地域リハビリテーション地域支援センター)を定めており、当院は平成12年7月より三島地域(高槻市、島本町、茨木市、摂津市)における地域リハビリテーション地域支援センターの指定を受けました。
保健所と連携しながら、三島地域における地域リハビリテーション推進の中核を担っています。
現在、地域医療連携部門では当医療圏域における医療・介護の多機関との連携調整・強化に努め、年度ごとにテーマを設け研修会を実施するなど、地域リハビリテーション従事者の資質向上にも力を入れています。

活動報告集

三島圏域 高齢者介護予防・地域リハビリテーション推進事業における活動報告を下記PDFよりご覧いただけます。

大阪府重度心身障がい児(者)地域生活支援センター事業

医療依存度の高い重症心身障がい児(者)などとその家族地域生活を支えるため、二次医療圏(大阪府は8圏域)ごとに大阪府重度心身障がい児(者)地域生活支援センターを設置し、介護従事者への技術研修などを実施して、サービス基盤の充実と支援力の強化を図るとともに、医療と福祉の連携を円滑にし、障がい児(者)ならびに家族が安心して地域生活を送ることができる環境の整備を図ることを目的とした事業です
大阪府は、「医療的ケアが必要な障がい児等地域生活支援システム整備事業」により、圏域ごとに1つの法人施設(病院)を指定しており、当院は平成23年7月より、三島圏域における大阪府重度心身障がい児(者)地域生活支援センターとしての指定を受けています。

重度心身障がい児(者)地域生活支援センターの活動

  1. 居宅介護、短期入所、生活介護事業所、児童発達支援事業所のヘルパーなどに対し、医療的ケアが必要な重症心身障がい児(者)に対応する身体介護技術研修を実施する。
  2. 医療的ケアに対応可能な障がい福祉サービス事業所などの情報を集約し、圏域内市町村の相談支援事業所などへの情報提供・調整を行う。
  3. 地域での課題解決を目的とし、医療・福祉・行政機関など関係機関を交えた地域課題検討会を定期的に開催する。